卒業生からの便り〜卒業後の報告
2025年05月10日
皆さん、こんにちは。私はアタウル・ラフマン・カーンと申します。私はエンゼルホームのあるコナバリから車で東へ3時間ほどのキショル・ゴンジ県出身です。父親は土地を持たない雇われ農家で、母と兄弟姉妹あわせて6人の家族を一人の家族を一人の稼ぎで養ってくれていました。経済的にはとても厳しく、日々貧しい生活が続いていました。
私が8年生の時、幸運にも皆様からの奨学金をいただく機会に巡り合いました。それまでは学費を工面することも困難で、このままでは学校を中退して働かなければなりませんでした。皆様からの奨学金はその時だけでなく、私がダッカ大学大学院を卒業するまでの実に13年にわたり、私の学業を支えてくれました。
今私は公立高校の先生として働いています。この学校には貧しい家庭の子も多く来ています。彼ら彼女らに、貧しくてもより良い教育を授けてていくことが皆様に支えていただいた恩返しだと思っております。皆様が私のような経済的に困窮している多くの学生を救って下さっていることを聞いております。国際エンゼル協会を創立された故川村百合子様、