奨学生からの便り〜卒業後の報告
2025年09月06日
皆様、こんにちは。私はラザウル・カリムと申します。この度は皆様からのご支援にお礼を申し上げる機会をいただきありがとうございます。皆様のおかげで今の自分があること、私は強く心に思っております。皆様へは言葉で言い表せないほど多くの支えをいただきました。それは単にお金だけでなく、心までもいただいておりました。
私の故郷はガジプール県から車で2時間ほど南東に位置するクミラ県の中でも辺境の田舎村になります。そこには大きな産業などなく、父も小規模の農家で一家の生計を立ててくれていました。もちろん収入は十分では無く、家族が生きていくだけで精いっぱいで、私の教育費を捻出するのにいつも大変苦労していました。そのような折りに皆様からの奨学金をいただいくことができ、私はお金のことを気にすることなく勉強に集中することができました。そしてそのおかげで私はノートルダム高校、ダッカ大学とバングラデシュで有名な学校へ進学でき、今は銀行員として働くことができています。
もしあの時国際エンゼル協会からの奨学金をいただけていなかったら、きっと今の私はもっと違った人生を歩んでいたでしょう。それは決して私の望む人生とは程遠いものです。私はいつまでも、皆様の優しさを忘れることはありません。皆様の偉大な愛の心が、これからも貧しさで困っている多くの学生達に届きますように。
ラザウル・カリム(ソナリ銀行メグナ支店 総務責任者)