奨学生からのお便り〜卒業後の報告
皆様こんにちは。私はイブラヒムと申します。私の故郷はガジプール県カパシア郡のトケという田舎村になります。父は土地を持たない農民でした。私達は6人兄弟で、父の農業収入では家庭を養いつつ6人のこども達の教育費をまかなうことはできませんでした。私が中学一年生になった時、家にはお金がなくこのまま勉強を続けていって良いのか、今後の進学について悩んでいました。その時私を助けてくれたのが国際エンゼル協会です。それはまるで本物の天使が舞い降りてきたかのように思えました。
皆様からの奨学金は私がダッカ大学で修士課程を修了するまで続けていただきました。2007年から2019年までの12年もの間、支え続けけていただいたのです。この奨学金がなければ、私の夢は途中で終わっていたことでしょう。私は2025年1月15日にナトールのGo1-E-Afroz国立大学に教師として着任することができました。
この素晴らしい組織を設立してくださった国際エンゼル協会の創設者、川村百合子様に心から感謝申し上げます。そして何より、この組織を長年支えてくださっている日本のボランティアの皆様に心から感謝申し上げます。