国際エンゼル協会

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「佐藤初女さんと行くスタディツアー」レポート

2007年10月19日

佐藤初女さんと行くスタディツアー 2007年9月28日〜10月4日


9月28日から10月4日まで「森のイスキア」主宰の佐藤初女さんがバングラデシュを訪問されました。昨年秋のチャリティイベントの折に「来年のお祝いは是非バングラデシュでさせてください」とお願いしていましたが、この度それが実現することになり,本協会のボランティアの人達10名も参加しました。
 
初女さんとは、出演された「地球交響曲〜ガイヤシンフォニー第2番」のチャリティ映画上映会で集まった義援金でバングラデシュの学校建設をさせていただいたことなどをきっかけに川村百合子前代表との親交も深まり、その後もずっと支援してくださっています。

今回で4度目の訪問となりましたが、エンゼルホームの子供達は「初女ダディ(おばあちゃん)」と再会を喜んでいました。

このたび、YURIKOエンゼルスクールの保護者の人達との懇談会や、女性スタッフや先生方を集めておむすび講習会も行いました。識字教室の婦人達やノクシカタ刺繍をする女性達の様子も見学され「がんばってください」と励ましておられました。

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YURIKOエンゼルスクールの前で参加者と共に

■YURIKOエンゼルスクールの保護者との懇談会

「地球交響曲第2番」英語版のビデオを見たあと、お話と質疑応答がありました。
菊の花のおひたしを見て
「日本人は花を食べるのですか?」
「砂糖はエネルギーがあると聞いて子供にいっぱい食べさせていますがいいのですか?」
など母親ならではの質問がありました。

また、初女さんはバングラデシュのお母さん方にこんなお話をされました。
「食は生命(いのち)、生活の基本です。食べることをおろそかにすると生活はたちまち崩れていきます。食べることを正しく行っていると家庭は平和です。教育も人と人との交流もスムーズに運ばれ、病気さえ起こらないと思うのです。何か問題があった時は食事がどうであるか考えてみると必ずと言っていいほど原因は食事につながります」
お話が終わったあとお母さん達は初女さんに一人ひとり握手をして喜んで帰っていきました。
食の大切さを感じただけでなく、何か心が通じ合えた温かい時間でした。


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懇談会に参加したお母さん達と握手する初女さん

■おむすびの会

おむすび講習会をスタッフの奥さん、学校の先生、クリニックの女性スタッフ、エンゼルホームの大きな女の子達を集めて行いました。
お米も生きているものそれを扱う心構えなどを教えていただいた後、たくさんの人が真剣におむすびを握っていました。中には紙のようなもの(のり)が、食べることができるのが不思議だと言う人もいました。
しかし、料理を作るということは、世界共通のこと、いろいろ文化は違っても心は通じ合うものがあることを改めて感じさせられました。

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初女さんのおむすびを握る様子に見入る女性達


■バングラデシュでお誕生日を迎えられた初女さん

初女さんは10月3日に86歳の誕生日を迎えられ、その前日にエンゼルホームで誕生パーティが開かれました。初女さんはエンゼルホームの皆からバングラデシュのサリーをプレゼントされびっくり!そのあと、贈られた紫色のサリーに着替えられとてもお似合いでした。

「初女さん、どうぞいつまでもお元気で。また来年もバングラデシュに来てくださいね!」
エンゼルホームの子供達一人ひとりと握手をされ、バングラデシュをあとにされました。

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子供達と一緒に誕生ケーキにナイフを入れる初女さん

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