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奨学生からの便り 〜卒業後の報告

2025年12月16日

 皆様こんにちは、私はカパシア郡出身のアシュラフル・アラムと申します。私は今、ダッカの主要銀行で主任として働いています。
 皆様からは2001年から14年間、奨学金をいただいておりました。皆様のおかげで私は中学校から経済的な心配をすることなく学業に専念することができました。これは私の人生にとって非常に大きな助けであり、「自分には可能性があるんだ、夢に向かってもっと努力しよう!」と信じる力を与えてくれていました。
 皆様のご厚意は私の未来を変えてくれました。教育だけでなく、将来の目標をいただきました。「遠くバングラデシュの困っている学生を支える」という皆様の献身的な姿勢は、私の心を大きく成長させてくれました。お金だけじゃない、私の人生に多大なる影響を与えて下さった全てに、心より感謝申し上げます。
 今もまだ私のような経済的に困っている学生達を救ってくださっている皆様へ、その素晴らしい活動に深い敬意と感謝を捧げるとともに、皆様のご多幸とご健勝を心よりお祈り申し上げます。


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アシュラフル・アラム(ルパリ銀行 主任職員)




☆ 過去の奨学生の便り ☆


識字教室生徒紹介

2025年12月16日

ラミザ・カトゥンさん (32才)
住所:カパシア郡パンチュア村
家族構成:夫(海外へ出稼ぎ中)こども3人

 皆様、こんにちは。私の名前はラミザ・カトゥンと申します。私の夫は現在サウジアラビアで出稼ぎに行っており、今は2人の娘と1人の息子との4人で生活しています。
 私は今住んでいる村から3つ離れた小さな農村で産まれ、育ちました。父親は日雇い労働者で家はいつも貧しくて経済帝に困窮していました。6人兄弟姉妹の私達は学校に通うことはできず、毎日家の手伝いや外で働いて家計を助けていました。私は自分の親に対して決して悪く思ってはいません。しかしこどもの頃に学校に通うことができていれば、もっと世界が広がっていたいたのでは、と思います。
 今私の主人は国を出て海外で働いています。サウジアラビアでの出稼ぎ労働は過酷な仕事です。給料も安く、休みは少なく、また暑い中での肉体労働は体力的にとても辛いと聞いています。それでも私達家族のために、懸命に働いてくれています。そうした主人の様子を聞き、こども達には自国で活躍できるようしっかりと教育を受けさせてあげたいと強く願うようになりました。そして教育とは何か、こうして識字教室で学ばせていただけることで私自身も理解を深めることができました。私達家族に教育の機会と意義を授けていただき、皆様には心より感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとございました。

 
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