奨学生からの便り〜卒業後の報告
皆様こんにちは。私はエンゼルホームから西へ200kmほど離れたインドとの国境付近のナトール地方出身のムクル・ホセインと申します。高校生の頃から皆様からの奨学金をいただいておりました。現在はバングラデシュの製薬会社で営業の仕事をしています。
私はこどもの頃、両親と3人の兄弟姉妹と暮らしていました。父は日雇い労働の仕事をしていましたが収入は充分ではなく、家族を養いながら私達の教育費を賄うことは経済的に非常に困難な生活でした。先に進学するにつれ教育費も多くなっていき、高校進学時には学校に通い続けることが困難になっておりました。当時、国際エンゼル協会の皆様が私に支援の手を差し伸べてくださった時の感動は、今でも昨日のことのように思い出されます。奨学金のおかげで、私は高等中等教育(H.S.C.)と修士課程(M.S.C.)を終了することができました。皆様への感謝の気持ちは褪せることなく私の胸に刻み込まれています。
私達バングラデシュの奨学生は日本の国際エンゼル協会の皆様に深く感謝しております。皆様の温かいご支援がなければ、多くの学生が夢を諦めていたことでしょう。貴いご支援を下さる国際エンゼル協会の皆様の、末永いご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。


