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奨学生からの便り〜卒業後の報告

2025年11月13日

 皆様こんにちは。私はエンゼルホームから西へ200kmほど離れたインドとの国境付近のナトール地方出身のムクル・ホセインと申します。高校生の頃から皆様からの奨学金をいただいておりました。現在はバングラデシュの製薬会社で営業の仕事をしています。
 私はこどもの頃、両親と3人の兄弟姉妹と暮らしていました。父は日雇い労働の仕事をしていましたが収入は充分ではなく、家族を養いながら私達の教育費を賄うことは経済的に非常に困難な生活でした。先に進学するにつれ教育費も多くなっていき、高校進学時には学校に通い続けることが困難になっておりました。当時、国際エンゼル協会の皆様が私に支援の手を差し伸べてくださった時の感動は、今でも昨日のことのように思い出されます。奨学金のおかげで、私は高等中等教育(H.S.C.)と修士課程(M.S.C.)を終了することができました。皆様への感謝の気持ちは褪せることなく私の胸に刻み込まれています。
 私達バングラデシュの奨学生は日本の国際エンゼル協会の皆様に深く感謝しております。皆様の温かいご支援がなければ、多くの学生が夢を諦めていたことでしょう。貴いご支援を下さる国際エンゼル協会の皆様の、末永いご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

 
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  ムクル・ホセイン (ジスカ製薬株式会社勤務) 




☆ 過去の奨学生の便り ☆


識字教室生徒紹介

2025年11月14日

ロケヤ・アクターさん(37歳)
Ms.Rokeya Akter
住所:カパシア郡ソハグプール村
家族構成:夫(食料品店)、こども2人

 皆様、こんにちは。私の名前はロケヤ・アクターと申します。現在37歳です。私は15歳で今の夫と結婚しました。夫は村で食料品店を営んでおり、また息子と娘が一人ずついます。こども達はまだ学生で、学校に通っています。
 私はカパシアのソハグプールという村に生れました。兄、姉が5人おり、6人兄弟姉妹の末っ子として家族7人で貧しいながらおりましたが、私が4歳の時に父が亡くなり、経済的に非常に困窮してしまいました。末っ子の私は学校に通うことができず、こども時代は毎日母の手伝いをして過ごしていました。そして周りのみんなは学校に通っている年代の15歳で結婚することになりました。決して今の生活が不幸せではありません。しかしこども達が学校に通っている姿を見ていると、私も教育を受けたいと思うようになっていました。
 今、皆様のご支援のおかげで、あの時に受けることができなかった教育を受けることができています。自分の人生の中で教育を受ける機会がやってくるとは思ってもみませんでした。日々新しい学びに感動しております。最後になりましたが、皆様のご支援心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

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