国際エンゼル協会

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奨学生の便り − 1月

2016年01月09日

 皆さんこんにちは。私はエリアス・ショルカーです。
私は左手に障害を持って生まれました。私の家は農業で生計をたてていますが、土地は持っていません。

私が小学校を卒業してからも、友達や先生達が勉強を続けられるようにといつも励ましてくれました。そのおかげで、HSC試験を受験することができ、合格しました。

そして大学に入学したいと思い、頑張りましたが経済的にも勉強を続けることが困難だと感じ、なかば諦めていました。そんな時に幸運にも国際エンゼル協会の奨学金のことを知り、応募したところ、2012年から奨学金をもらえるようになりました。このことはただ単に経済的支援だけでなく、なんとしても勉強を続けなければならないという大きな励ましになりました。

バングラデシュでたくさんの学生達が国際エンゼル協会の奨学金を受けていることを知り、皆さんのご支援に感謝しています。私は将来政府の仕事に就き、障害者の支援に取り組みたいと思います。

また、奨学生のつどいに参加して、川村百合子前代表がどのようにこの国の人達のために活動されたのか知りました。川村さんの意志を継いで遠く日本から、私達に支援してくださっている国際エンゼル協会のボランティアの皆さんに大変感謝しております。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。


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エリアス・ショルカー  (ラジシャヒ大学・大学院2年生)


DCEF(ディセフ)[Developing Country Educational Fund]とは…
経済的に恵まれない発展途上国の子ども達に教育援助を行う里親制度。奨学資金の供与や学校校舎の建設・設備の充実、農村女性を対象にした識字教室等を行っています。また、バングラデシュ以外に、フィリピン、スリランカなどの子ども達にも支援しています。

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